1年の季節の移り変わり目(節目)を表現された七十二候の一つ「雉始雊(きじはじめてなく)」。
1月15~19日頃を表すもので、メスへの求愛でオスの雉が鳴き始める頃と言われますが、気温が低い美ヶ原周辺では4月頃にならないと泣きはじめませんが雉の鳴き声を聞くと春の訪れを予感します。
3月の中頃、日当たりの良い道路脇などに蕗の薹や春の草花が顔を出し、美鈴湖の周辺では桜が咲き始めます。
3月には、土の中で冬を越した虫たちが這い出てくると言われる「啓蟄」、そして春分の日を迎えます。
その頃になると、遠くで雉の鳴き声がしてきて春の準備をはじめます。
タイヤの履き替え準備、ダウンをしまって春夏のジャケットと入れ替え、フランネルのシャツからコットンシャツへと楽しく忙しい時期です。
今年は、寒さが厳しく雪が多かったので温かな季節もとても楽しみです。