窓霜(まどしも)とは、室内の湿度が高いとき、屋外の寒気に冷やされた窓ガラスに雪結晶のような模様や、羽毛のような模様にできる氷結晶模様の事です。
霜の華とも呼ばれる現状で、小さな雪結晶のようなかわいい模様でたくさんついたり、寒さが厳しくなると窓一面に羽毛のような模様になります。
部屋が乾燥しているように感じても、窓際の温度が低くなっているところに水蒸気がくると、水分になって結露するようになって、その時にガラスが屋外の寒気で冷やされて氷結晶になるそうで、外気温がー6℃以下になるとできやすいようです。
屋内から見ると、天気が良いときには冬らしい模様に見え、朝日や夕陽の時に見るとオレンジ色の中に模様が浮いたように見えとても美しいです。
また、変更シートやフィルターを通してみると、極彩色や虹色のような幻想的な模様を見ることもできます。
窓にできる物は窓霜と呼ばれますが、屋外などで水蒸気が多いところでは、草木や木の枝にも同じ原理で霜がついて樹霜(じゅそう)と呼ばれる物ができる事があります。