蕎麦とアルプスを眺める

塩尻市から浅間温泉に続く「アルプス展望しののめのみち」。
通称 山麓線 と呼ばれている道路が木曽方面などから美ヶ原へ向かうのに便利なのですが、春と秋になると遠くのアルプスを背にそばのかわいい白い花を楽しめます。

春は6月半ば頃から7月初め頃、秋は8月半ばから9月中旬頃が開花時期で、春の開花の時期に天候などの条件が良いと青空に雪を冠った峰々を借景にそばの花が畑一面に咲いているとても綺麗な景色を眺めることも期待できます。

そばの花は5〜6mmほどのとても小さな花ですが、たくさんの花が茎頭につくのでまるで白いカーペットを敷いたかのように一面が白く見えるほどに咲きます。

タデ科そば属の1年草で種蒔きをしてから80日前後で収穫ができるほど成長が早く、また手間もかからず痩せた土壌でも育つそうです。
開花の時期以外は何の畑かもわからないほどです。

道路沿いや美鈴湖周辺、松本市街地には多くの美味しいお蕎麦屋さんがあります。
多くのお店で信州そばと看板やノボリなどを目にしますが、長野県信州そば協同組合では、長野県で製造された蕎麦粉を40%以上含んだ干し蕎麦のみ信州そばと認定されるそうで、信州そばと呼ばれるには厳しい基準があるようです。

開花の時期のたくさんの花を見て生産量も多いかと思っておりましたが、まだまだ少ないようで長野県外のそばを使用してるお店もあるようです。

美ヶ原と蕎麦を楽しむドライブも、また楽しいかと思います。

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