美ヶ原では、6月下旬になるとトンボ(蜻蛉)が飛び始めてきます。
台上は7月頃からですが、思い出の丘付近では早くから見る事ができます。
早い時期のトンボは、夏アカネで7月後半頃から見かけるのは秋アカネかと思います。
夏アカネは、成長するとだんだん腹が赤くなって胸から頭や目の周りまで全身が赤くなるので、まさしく赤トンボというイメージのトンボです。
子供(未成熟な個体)は腹が茶色なのですが、だんだんと色づいて赤くなっていく姿を見るのも楽しみです。
7月になって秋アカネが飛ぶようになると、トンボが集団で飛んでいる様子を見かけるようになります。
6月頃になると里山で羽化が始まり、成長すると涼しい高山へ移動して過ごすようになり、秋をむかえ気温が下がってくると里山へまた移動をするらしいです。
夏アカネと秋アカネの見分け方
夏アカネと秋アカネは、同じアカネ属のトンボで見分けが難しそうなのですが、胸にある黒い帯(黒条)の形状を見る事で区別ができるそうです。
夏アカネは、切ったような形状になっていて、秋アカネは先が尖ったような形状になっていることで区別するそうです。
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まとめ
トンボは、秋に赤トンボが飛んでいるイメージが強いのですが梅雨の頃から羽化して行動をしていると知って、さらに移動して生活をする昆虫だとして驚きました。
梅雨明けから初秋にかけて集団で飛んでいるトンボを見たら観察してみて下さい。