林道 美ヶ原線

松本市街地から武石峠に続く「林道 美ヶ原線」。

林道 美ヶ原線

浅間温泉から武石峠に続く林道で、ツールド美ヶ原のルートにもなっていて、急勾配の坂道や木々に覆われた自然いっぱいに感じる区間など、自然の美しさと厳しさを体感できる林道です。

武石峠からは長野県道62号美ヶ原公園沖線につながって美ヶ原自然保護センターまで通行可能期間はマイカーで行くことができます。

美鈴湖から美ヶ原自然保護センターまでは、約17Kmで美鈴湖からの登って行く道中には約**Kmとの表示もあります。

浅間温泉から美鈴湖の区間は、道幅がやや狭い箇所が多く、時間帯によって片側通行で夜間は両方向から進入できるのですれ違いがギリギリの場所も何ヶ所かあります。

美鈴湖から武石峠の間は、比較的道幅が広くなってますが、カーブの箇所や一部で車でのすれ違いの時に狭い箇所があり、途中で1ヶ所だけ車線毎に分かれている場所もあります。

林道 美ヶ原線の中央分離帯

路面は、毎年整備されてますがあまり良い路面ではなく、段差や凹みなどもありますのでで、ご注意ください。

ツールド美ヶ原のコースでもあるので、自転車で走行している人も多く、またタイトなコーナーリングや開放的な走りをしたいオートバイのライダーが多く、カーブでセンターラインをはみ出して曲がってくる人や、登りでも反対車線に出て追い抜いてい行く人が多いので、慎重に運転をしていてもヒヤッとすることが多いかと思います。

また、時にはリスやウサギが道路を横切ったり、鹿が道路脇や道路の中に数頭で餌を食べたり休んでいることがあるので、注意して走行する様にしたいものです。

道路脇のリス

林道 美ヶ原線の歴史

元々、林道 美ヶ原線は有料道路だったのですが、ビーナスラインの無料化に合わせて2002年4月20日から無料になりました。

林道 美ヶ原線の歴史は古くて、1957年(昭和32年)に、浅間温泉から武石峠まで臨時で国鉄のバスの運行が始まり、1958年(昭和33年)には山頂までの運行が伸び、1960年(昭和35年)に旅客自動車の運行が始まったようです。

 

林道 美ヶ原線沿いの観光地

林道 美ヶ原線沿いの観光地で、一番人気なのは「袴越しレンゲツツジ群生地」では無いでしょうか。
毎年、5月下旬から6月にかけて、一面咲くにレンゲツツジの群生がキレイです。

そして、「美鈴湖」では釣りを楽しんだり周辺の散策、キャンプ場やBBQ、新緑や紅葉に桜見物など、1年を通じて楽しめます。

また、「思い出の丘」と「美ヶ原自然保護センター」からは眺望がすばらしく、北アルプスや浅間山などの雄大な眺望は絶景です。
他に、御射鹿池のような雰囲気の渋池や、女鳥羽川源流の湧水、武石峠茶屋跡、全国殉国学徒英霊慰霊塔など、多くの観光スポットがあります。

 

お知らせ

台風災害の影響で、浅間温泉から美鈴湖の区間は、現在 通行止めになってますのでご注意ください。
(2023年8月22日 現在)

 

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