撥水・防水を復活させてみた

アウトドアで使う衣類やバックパックの防水加工(撥水加工)は、使っているうちにだんだん効果が弱まって、水はじきがしなくなってきちゃいますよね。

そんな時に便利なのが、お出かけ前に、手軽に防止加工できる、防水スプレーです。

DWR加工などが施されている製品でも、だんだん使用をしていると徐々に効果が薄れてきて、水のはじきが悪くなってきます。

そんな時や、天候が心配なときなどに、事前にスプレーをしておくと少しは安心です。

ただ、防水スプレーと言っても、水が染みこむ事を防ぐのでは無くて、撥水(撥水)する事で水を防いでるので、だんだんに染みこんできたり、効果も弱まってきます。

完全に水を通さなくする様な効果は、防水スプレーには無いようで、あくまでも一時的な保護効果を目的としたような物みたいですので、私は天気が気が心配な時の前日に、スプレーをしています。

防水スプレーには、大きく分けて「フッ素系」と「シリコン系」の2種類あるようです。

フッ素系は、水のはじきは強いのですが、生地などに馴染む(結びつく)のがあまり良くないので、耐久性が弱いみたいです。

シリコン系は、撥水性は少し弱まりますが、生地と馴染んで(結びついて)フッ素系よりも長持ちするようです。

しっかりと防水を望む場合は、ゴアテックスなど生地自体が撥水性が強い物を選んだり、クリーニング店で撥水加工をしてもらうのが良いみたいです。

防水スプレーを使うときは、屋外など換気の良いところで、火気に気を付けてご利用ください。

お家で防水加工

スプレーでの防水よりも強力に防水ができそうな物に、洗濯の後に一緒に入れて洗うと撥水加工ができる物があります。

NIKWAX(ニクワックス)TX.DIRECTが有名ですが、その他にいろいろな会社からも洗濯後に入れてすすぎをしたり、洗濯の後で乾く前にスプレーすると撥水加工ができるような物がありました。

クリーニング店でも撥水加工をしてもらえますが、高価ですしどれほどの効果があるのかも心配ですよね。

それに、お家でやるとクリニーング店では受け付けてくれない衣類の加工も試すことがでいきます。

ただ、どの商品も加工直後は撥水効果があるのですが、少し日が経ってくると効果が無くなってしまいますので、あまり期待をしない方が良いと思います。

撥水・防水加工剤を試してみた結果

NIKWAX(ニクワックス)TX.DIRECTを買って試してみました。

説明書にある様に、洗濯をしてすすいだ後洗濯に水と液剤を入れて少しつけ置きをしてから5分程回して、その後に再びすすぎをして乾かしました。

液剤は酢のような木工ボンドのようなちょっと酸っぱい系の臭いでした。
よく染みこむように、押し洗いをしようと思ったのですが、ネットなどを見ると、液剤や洗濯水が手についたいすると手に臭いがついたり良くないとあったので、ニトリル手袋をしてつけ置きの間にもみ洗いように、少し揉み込んでみました。

すすいだ後、乾燥機がないので、自然乾燥で乾かしました。
1昼夜乾かした後に、スプレーで水をかけてみると、確かに水のはじきは良くなったのですが、もみ方にムラがあったのかはじきが弱いところもありました。

実際に着て裏山で歩いてみると、微かに臭いが残っている感じでしたが、生地の質感は変わりが無く、朝露がついてもしっかりとははじいてました。
翌日、同じコースを歩いてみると、最初ははじきが良かったのですが、はじきが弱かったところから徐々に、朝露が染み場所が出てきてきました。

家に戻って、スプレーで試すと、やはり全体的に水のはじきが弱まって着ている感じです。

撥水の効果はありそうですが、耐久性は期待したほどではないようでした。
ただ、防水スプレーよりはコスパが良いので、今度はコインランドリーの乾燥機で試したり、液剤の量を変えて試してみたいと思います。

他にもFinetrack(ファイントラック) 、Grangers(グランジャーズ)や、ReviveX(リバイベックス)などからも、似たような物があるので試して投稿したいと思います。

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