夜の美ヶ原は、開発の祖 山本俊一翁のお言葉「神聖にして侵すべからざるところ」の言葉を今も守り続けているので、夜になると静かな闇に包まれます。
深い紺碧の夜には、美しい景色や情景を楽しむ事や、昼間の美ヶ原とはまったく違うひと味違う素敵な美ヶ原を楽しめます。
雲や霧が無いときには、松本盆地や諏訪盆地、上田盆地の他に遠く長野盆地の市街地の灯まで見ることができ、満月の夜には月明かりに照らし出す八ヶ岳や北アルプスの山並み、目を凝らすと北信五岳までが見えるときもあります。
星空が広がる日には、星座や天の川を楽しむ事もできます。
しかし、注意しなければいけないこともあります。
街灯も無く、月明かりだけは足もとが危ないので懐中電灯は必需品です。
また、美ヶ原の周辺は熊の目撃報告もあるので熊よけの鈴もお持ちいただくと安心かと思います。
そして、夜間は気温も低くなりますので春秋はもちろん、夏でも上着の用意をした方が良い日もあります。
夜間は、昼間のハイキングなどの装備と違い、より一段と安全のための準備をするように、ご注意をおすすめいたします。