美しの塔から3〜5分程王ヶ頭ヘ向かうと、大きな石が幾つかゴロゴロとしている場所があります。
塩くれ場(しおくれば)と呼ばれる場所で、石の上に塩を置いて、牛に塩を与える場所で、この様に呼ばれてます。
石をよく見ると、上部が少しすり減って凹んでますが、これは牛が塩を舐めてすり減ったそうです。
牧草で摂取したカリウムと、塩のナトリウムが体の中で混ざり合って、タンパク質や体に必要なミネラルをつくりだしているそうで、土を舐めて土の中の塩分を摂ったりもするそうです。
中には、鉄の錆びている部分を舐めて補給をしようとする場合もあるそうで、牛は塩が好きなんだそうです。
牛に与える塩は、鉱塩という家畜や飼育動物に与える為の塩があるそうで、その塩を与えていると思います。
牛さんも賢い様で、牧場の人が塩を配りにくるのがわかるようで、配りにくると近づいてきて舐めている様子を見たことがあります。
草を食べて、あれだけ大きな体になる牛さんは、1日に牧草を30kg〜60kgも食べるそうで、牛の頭数が多いから岩もたくさんあるのでしょうか?