冬のバッテリー対策

寒くなると、デジカメやビデオ、スマホなどのバッテリーの消耗が激しくなります。

温度が低くなると、よく利用されているリチウムイオン充電池が本来の性能が発揮できなくなるようで、バッテリーが劣化したかのように早く電池が終わってしまうそうなのです。
(バッテリー内のイオンが温度低下で動きが悪くなって、電流のみが動いて早く終わってしまうようです。)

そのため、寒い時期の撮影では、予備のバッテリーの準備が必要です。

もし、USB給電をしながら撮影ができるカメラやビデオの場合などや、スマートフォンで撮影をされる場合は、モバイルバッテリーを準備されると安心です。

屋外で撮影をされる場合は、カメラ本体を冷やさないように、タオルやフリース生地をカメラ本体に巻き付けたり、温度が低い時にはカイロも一緒に巻き付けて保温をしたり、専用のヒーターを使うことで、だいぶバッテリーの持ちを良くすることができます。

予備バッテリーやモバイルバッテリーも同様に、タオルなどで巻いて保温したり、寒さが厳しいときにはカイロと一緒に巻いたり、ネオプレーンのポーチなどに入れたりして保温できるようにする事が大切です。

しかし、どれだけ保温をしても、夏季などに比べるとやはりバッテリーの持ちは悪くなります。

さらに、注意しなければいけないことは、カイロを直接カメラ本体やバッテリー本体に巻き付けると、プラスティックが変形してしまったり、高温になって爆発などの危険性もあります。
絶対に、危なくないように説明書を熟読したり、ネットなどで調べて適切な方法で保温をしないと思わぬ事故につながることもあります。

また、屋外で保温をせずに使用をして、冷たく冷えたカメラ本体やバッテリーを、急に温かい屋内に持ち込むと結露して、カメラなどの故障の原因になったり、レンズのカビの原因になる事もあるそうです。
そのためにも、保温をして使用してしようする方が、少しでもこれらを防ぐ事ができる用です。

冬の凍てつく屋外で、カメラなどの機材を使用する前には、ネットやカメラ専門店などで調べて万全の対策をするのが良さそうです。

私も、何度か冬の美ヶ原に通っておりますが、冷え込みが想像以上に厳しい時が多くありました。

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