フリースを考える

フリースは、保温性が良く、軽くてストレッチ性も良いので秋から春にかけて、大活躍してくれるとても便利な物で、私はモコモコしたパタゴニアのクラシック・レトロXのような厚手の物が特に大好きです。

フリースは、安価でおしゃれな物や、高価だけれどそれ以上に高機能な物など、種類がとても多く購入時にはかなり悩んでしまいます。

生地の厚さも、薄手の物から厚手の物、さらに裏地や表地に異素材で機能性を高めてあったりなど、選び方が難しいですよね。

私感ですが、やはり安いフリースと高いフリースでは、大きな違いがあると思います。

お安いフリースは、お手頃価格でステキなのですが、少し重さを感じたり、1シーズン着るとゴワつきを感じたり、毛玉やへたり感が出てくるように思えます。

高価なフリースは、着た時にも軽く、数シーズン使用しても、毛玉やへたりもでにくく、また長時間着用している時の、蒸れ感も違って1日中着ていても快適です。
アンチピリング加工(抗ピル加工)がされていたり、異素材との組み合わせで、防風性能が強化されていたり、より動き動きやすいストレッチ性能などが追加されていたりします。

私が使用しているフリースには、10年前後近くなる物も数点ありますが、劣化は確かにありますが、保温性や通気性はいまだにとても良く利用してます。

また、洗濯をした時も、お手頃なフリースは、脱水後に重さを感じ乾燥にも少し時間を要しますが、高価なフリースは脱水後も軽く乾燥も早いです。

そして、特に違いを感じるには風のある日の保温性の違いです。安価な物は、風を通すので保温が落ち、高価な物は異素材との組み合わせなどで、風がある日でも快適な保温性が保たれています。
美ヶ原のように、風が強い環境でアウターにしていた時は、特にこの違いを感じます。
また、ミッドレイヤーに使用をした時の、蒸れ感(通気性)はより快適性の違いを感じる場合があります。

個人的な感想ですが、安価でお手頃なフリースはタウン専用で、高価なフリースは用途に合わせて選んで、アウトドアでも快適に過ごせる機能を持ち合わせる物と思います。

美ヶ原に、観光で来られて、ホテル内でなどで過ごすのでしたらお好みのフリースで大丈夫かと思いますが、屋外で過ごしたり、活動をする場合はレイヤードに合わせてしっかりとした物を選ばないと、十分な保温性や快適性が得られない場合もありました。

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