キジバト(雉鳩)

キジバト

キジバト(雉鳩)はヤマバト(山鳩)とよく呼ばれているハトで、あまり山中などでは姿を見かけませんが、「デーデー・ポッポー」とよく泣いている声を耳にすると事があるかと思います。

この鳴き声は、主に雄が求愛のために鳴いている場合に鳴いている声で、その他に縄張りを主張するときにも、この鳴き声で鳴くそうです。

また、市街地の鳩が鳴いているときも耳にする「クルック、クルック」のような軽快な泣き方をする時は、コミュニケーションをとるときの泣き方だそうです。

鴛鴦(オシドリ)の番い(つがい・夫婦)が、夫婦の仲のむつまじいことのたとえに良く言われますが、鳩も一生パートナーを変えずに過ごす習性があり、多いと年間に6~8回も産卵をして子育てをする、仲睦まじい習性から「幸運」や「夫婦円満」のシンボルにもなっているそうです。

キジバトは、ドバト(市街地でよく見かける鳩(カワラバト))よりも少し小さな体型で30cm前後200〜300g程で、羽が茶褐色のウロコのような模様で、雉(キジ)の模様によく似ていることからキジバト(雉鳩)と呼ばれるようになったそうです。

餌は、主に種子や野の果物、昆虫などを食べているそうですが、雑食で捨てられた残飯も食べてしますようなので、食べ残しなどはマナーを守って持ち帰るようにしましょう。

かわいそうなことに、鷲や鷹、カラス、フクロウなどが天敵のようです。

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