和名だと 薄羽白蝶 と書くように、透けるような薄く白く丸みをおびた羽根が特徴の蝶で、春の訪れを知らせるかのように4月下旬~5月中旬頃に、山間地の林の周辺にある草地や河原で多くみられます。
昔は、けっこう多く姿を見ることができましたが、個人的見解ですが年々個体数が少なくなっている様に私は感じてます。
頭と胴体に毛が多いのでぱっと見た感じだと蛾のようにも見えるのですが、ゆっくりとひらひら舞う姿は美しくて見つけやすいかと思います。
卵で冬を越して、蛹(さなぎ)になる時には繭を作る珍しい生態だそうです。
分 類 チョウ目 アゲハチョウ科
前翅長 26~35 ㎜位